グラフィックイコライザーを使ったベースアンプでの音作り 

ベース

どうもこんにちは久保あつしです

今回は

ベースの音作りの話です。その中でも

グラフィックイコライザーをシンプルに使う方法という内容です。

youtubeのコメントでは 「音作りどうやるの?」 「アンプの使い方が分からない」

そんなコメントをちらほらいただきます。

きっとあなたもそんな風に思ってこのページを開いたのではないでしょうか?

 

グラフィックイコライザー

スタジオやライブハウスにあるような大型なベースアンプには

大体ついてますよね。

たくさんいじる部分があってビギナーの方にとっては

パニックになってしまうのではないでしょうか?

 

 

僕も始めてスタジオのアンプを使った時は

このたくさんのツマミにめまいを覚えたものです。

一見複雑そうなグラフィックイコライザーですが主要な帯域のみをいじれば

そんなに難しいものではありません。

 

グラフィックイコライザーの使い方を説明したサイトはたくさんあるんですが、

ベース向け、ビギナー向けな説明はあまり見つからなかったので

「わかりやすく教えて!」

「まずはどうしたら?」

なんて思ったあなたに向けて

なるべくシンプルにわかりやすく音作りについて説明していきます

 

グラフィックイコライザーは補正するもの

グラフィックイコライザー(以下グライコ)

は特定の音の周波数を上げたり下げたりする事ができます(厳密に言うとすごく難しくなるのでこんな説明にしておきます)

例えば 64Hzをあげると64Hzという周波数が上がります、(厳密に言うと64Hz近辺も持ち上がります)

まずは中央にフェーダーを揃えます

フェーダーを上下させてイコライジングしていくのですが

主要な帯域にしぼって補正していきましょう

そして忘れてはいけないのがイコライザーは音色を作るというより

「補正」するのが一番の目的です。

なのでイコライザーを使って劇的な音の変化をさせると

あまり良い結果を生みません。

 

どの帯域も±6dbまでにとどめておくのが無難です。

 

そしてフラット(何もいじらない)でも良いです

無駄にいじりすぎてもイコライザーを極端にいじる場合

もっと根本的な問題があるはずで

そういった基本の音色作りはイコライザーの前で決まってきます。

 

 

主要な帯域にしぼって操作していく

低域 Low

60Hz近辺 音圧を稼ぐにはここをブースト

120Hz近辺 こちらも音圧、音量感を稼ぎたいときはブースト

低域は比較的どのベースも何もしなくても十分出ている事が多いので

上げ過ぎに注意です。

 

中域 MID

500Hz近辺 この帯域をカットするととてもクリアなサウンドになりますが、

カットしすぎるとバンドサウンドで音が抜けてきません。

逆に言うと音量は出ているのに抜けが悪いときはここをあげるというのも手です

特にアクティブベースの場合は最初から500Hzがカットされている場合があるので

逆にブーストさせてあげる必要がある場合もあります。

まぁそれってベースとしてどうなんだろうって思ったりもしますが。

高域 HiGH

ベースっていう楽器はイメージとしLOWばっかりでているイメージかもしれませんが

実はすごく幅広い帯域が鳴っているんですね。

そして高い成分もとっても重要です。

耳に痛いような音があればまずは

2KHz近辺をカットしてみましょう

4KHzから8KHz近辺は

ベースのきらびやかさや音の艶を表現する重要な帯域で意外と重要な帯域ですが

弦が古いとどんなにブーストしても出てきませんので注意です。

 

奏法別 セッティング例

 

それでは主要なパラメーターをいじって

実際にどんなセッティングにするか例をだしていきたいと思います。

2フィンガー(指弾き)

 

指で弾く場合 はMIDHIGHのパラメーターにフォーカスしてみましょう。

低域 Low

十分出ていれば特にいじる必要はありません。

出過ぎていると感じばカットしましょう。

 

中域 MID

500近辺を若干カットするとクリアさがでます。

カットしすぎると音抜けが悪くなります

 

高域 HIGH

耳に痛いような音がするのであれば2KHz近辺を少しカットして

特に1弦や2弦を弾いて耳に痛いような感じがあれば補正してみます

そして4Khz8Khzで音に艶を出してみると良いと思います

 

ピック弾き 

 

ピック弾きの特徴はピック独特のアタック感を大事に太さを出すというのがベーシックなイコライジングだと思います。

 

低域 Low

指弾きに比べてパワー感落ちるので

60Hz近辺を少し持ち上げます

中域 MID

指弾き同様にカットするとスッキリ

ブーストすると音抜けが良くなります

ちょっとカットすると現代っぽいサウンドになります。

高域 HIGH

ピックのアタック感が充分に出ていれば

特にいじる必要はなく、

耳に痛い場合はカットしてみましょう。

指弾きと同じく2KHzあたりから試してみて

必要なら4KHz 8KHzもカットしてみましょう。

スラップ

スラップという奏法は

サムピング、プル、ゴーストノート

3つの音を考えて音作りをします。

この3つのバランスが大事です。

低域 Low

パワー感が欲しければ60Hz近辺ブーストさせます。

中域 MID

500Hz近辺をカットするとスッキリします。

高域 HIGH

4KHz 8KHzをブーストさせると

ゴーストなどのアタック感が綺麗にでます。

もし耳に痛いHIGHが出ていたら2KHzを若干カットしてみましょう。

 

スラップの場合はサムピング、プル、ゴーストノートそれぞれの

音圧バランスを整えるイメージです。

例えばプルが大きすぎる場合はそれに合わせてイコライジングしてみます。

なるべくイコライザーに頼らず弾き方でバランスをとるのもとっても大事です

イコライザーはどんな音も変化させられるわけじゃないんです

いかがでしょうか?

たくさん帯域があるグラフィックイコライザーも補正する帯域を絞って音作りをすると

意外とうまくまとまります。

慣れてきたらほかの帯域もいじってみて

どういった変化があるか実験してみてください。

忘れてはいけないのは

グラフィックイコライザーは補正する機材なので

音色自体がガラッと変わるわけでもなく、

出てない帯域はいくらブーストしても出てきませんし、出すぎた帯域はいくらカットしても限界があります。

納得いくサウンドが作れない場合

グラフィックイコライザーより前(ベース本体など)を見直してみる必要があります。

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ロックからJAZZなどいろんなジャンルに手を
出して最近はクラブミュージックにはまって
EDM作ってます。
ベースを中心にDAW、 楽器全般に精通してます